社長挨拶

弊社は理化学機器の販売において岩手県内の草分け的存在として歴史を重ね、令和二年で100周年を迎えました。
弊社が今日を迎える事が出来ましたのも、ひとえにお客様、メーカー、お取引先の方々、 また接して頂いた全ての皆様方のおかげと深く感謝しお礼を申し上げます。
株式会社成瀬器械は、明治38年、初代社長成瀬鉞次郎が兄と共に名古屋から仙台に移住し、東北帝国大学(現東北大学)の創立に伴う需要を主に、 東北地方の市場開拓を指標として科学・医療機器の販売を目的に会社を設立したことから始まりました。
 その後、北東北の市場を揺るぎのないものにするために、大正9年4月に盛岡営業所を独立させ、初代鉞次郎が成瀬器械店を創業いたしました。 以来二代目成瀬鉞次郎、三代目成瀬俊子、四代目成瀬雄二と引き継がれ現在は成瀬敦理が社長の任に就いております。
 現在は、岩手県内の大学や公共機関並びに民間企業の環境測定機関や製薬会社を始め、あらゆる試験、研究機関を対象に、科学分析機器、 測定機器の販売と保守並びに施設の設計設置保守等を行っております。
弊社のモットーと致しましては、「試験、研究機関をサポートさせて頂き、科学の発展に寄与する」としております。 ご承知の通り、現在の科学の発展は目覚しいものがあります。それに伴い、科学関連の機器も日々技術革新がなされ、その機種は多種多様に渡っております。 私どもは、それら機器の選択とシステム化を図り、お客様に最も適した製品を提案し供給することを目指しております。
 そのために役員並びに社員一同絶えず最新の情報を集め、科学機器の知識力アップに努めております。
それによって私どもが提案した機器が活かされ、科学の発展につながり、結果この岩手県内の進歩発展に携わる事が出来ればと望んでおります。 これからも岩手の地に深く根を張り、皆様の信用を大切にして、150年200年と営みを続けていきたいものと考えております。
今後とも皆様には一層のご指導、ご鞭撻のほどを宜しくお願い申し上げます。

株式会社成瀬器械
代表取締役社長 成瀬敦理